走ること

【再考】走る目標を改めて考えてみた②

走る目標をまた見つけようとRunnetで検索して見るも、、、コロナ禍ということもあり出れそうな大会はなかったということが前回書いたときにわかった。

じゃあ、お前は大会が無いと走らないのか?というと日々ジョギングは続けているし、新しいトレーニングも始めているのでそういう訳では無い。ただ、何事も目標が無いところに向かって行くことがメリハリを持てない原因なのだと思う。

改めて、少し走り始めた時のことを思い出すと。かれこれ6年くらい前になるだろうか。なんとなくで申し込んだ東京マラソンに当たり、マラソンってこんなにきついのか・・・と思い知らされ、その後にトレイルランニングのUTMBというたくさんのお山周りを170kmくらい走るレースの動画をみたりして、自分もこういうことをやってみたいというのがキッカケにだったと思う。

ただ、生活はその気持ちとは真逆で深夜までの残業で不規則なサイクル、お酒が大好きだったでの暴飲、そして飲んだ後のラーメン。。。最悪のルーティンだった。

そんな生活をしていると身体の調子も悪いし、体型はおかしくなってくるものであっという間に10kg以上は太った。もともと痩せ型ではないので走っているなんて言えない体型である。(それは今でもあまり変わらないのだが・・・)

確か会社で走ってみたいんだよね〜みたいなことを同期に話したら、同期が皇居ランに誘ってくれたことを今でも覚えている。その同期は初めはペースを合わせてくれたいたが、「俺、先に行くね〜」と言われて彼は颯爽と走っていった。僕が1周で音をあげている中で、彼はもう1周して回ってきた。凄いやつだと思った。

その後、走ることに本当に向き合うことになったのは、その同期が死んだことだった。

別に自殺とかじゃ無いのだけど、健康だったのに突然死だった。同じ事業部に配属されて深夜まで残業した戦友みたいな友人だった。

それから、「あいつの分も走ろう」「あいつ速かったよな」とか一人で思いながら走るようになったのだ。もちろんいつもそんなこと思いながら走っている聖人では無い。

暑い、寒い、めんど臭いで走らない日もたくさんある。(むしろそちらの方が多い)自分の都合のいいように生きていることばっかりだ。だけど、振り返るところに彼はいつもいてくれる気がする。いつ死ぬかはわからないけれど、とりあえずまだ生きていていいようなので、明日も走れるなら走ろうと思う。

そうか、今年はあいつのお墓参りに行っていない。ちゃんと去年のレースの報告をして今年のレースの目標を近いに行かなくちゃならないな。

はて、また話がずれてしまった。目標はどうしようか。